長岡市池浦酒造:和楽互尊金印

新潟と言えばお米と酒。すぐに出て来る答えですがその他には?となると「スキー」「温泉」でしょうか?

まぁ他にも色々あるのですが、それが他県の人に認識されていないものもかなりあるんです。

ここではそんな「新潟に来たついでに手に入れられるような」ものをピックアップして紹介したいと思います。

今回は長岡市にある池浦酒造の「和楽互尊」の最も一般的な「金印」になります。

これも購入先は原信吉田店。出かけた帰り道に立ち寄っての購入です。このお店は下越と中越の商品をいい塩梅で販売してくれているのですごく重宝しております。この池浦酒造さんのお酒も我が家界隈の原信では取り扱っておらず、新潟市西区内野界隈の酒屋さんでも見たことありませんでした。実家に行けば近所の酒屋さんでは扱っているとは思いますが。

ともあれ。このお酒の名前の由来は

昭和の初期、先代が尊敬し交流を深めた長岡の哲学者野本互尊翁の互尊精神に共鳴し、時の漢学者安岡正篤先生のご助言を得て酒名を「和楽互尊」(互いに尊びあえば和やかで楽し)としました。

酒造りを通じて広く世の中を平和に導こうという願望が込められています。

「天上大風」「心月輪」は良寛自筆の書をそのまま酒名に商標登録しました。

とのこと。因みにこの野本氏は野本恭八郎と申しましてもとは商人だそうですが、長岡で最初の図書館を創設、その図書館の名前も彼の思想に倣って名付けられています。

ラベルもそれに倣うのかなと思いましたが池浦酒造さんみたいですね。ちょっと牧歌的でいい感じのラベルじゃないでしょうか。