Nike Dri-Fit Medalist T-shirt #891427-474 circa 2018

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回の物件はナイキの定番「Dri-Fit」関連のT-shirt。2017モデルも購入してますが、なんか毎年「今年はどんなんかなぁ?」とオフィシャルサイトを覗いてしまいます。

Nike Dri-Fit Medalist T-shirt #891427-474 circa 2018

で、選んで購入したのがこれ。名称が「Dri-Fit Medalist」となっております。ニットの名称はもうどこにもないんですね。

2018モデルはいろんな意味で2017までと違ってますね。

  • まず「made in Vietnam」。2017まではDri-Fitニットが発売された2013年から一貫してスリランカ生産品だったのですが、これはベトナム製。
  • ニットでないDri-FitT-shirtsは初年度生産品がマレーシアだったのですが数年経った後中国製に切り替わりまして「あれ?なんか違う」と思った記憶があります。まだ着ていないのでわかりませんが、ここでもそういう印象になってしまうのか楽しみでもあり不安でもあります。
  • そして2018春夏モデル唯一とも言えるラグランスリーブ仕様でした。「Dri-Fit Knitと言えばラグラン」のイメージがあったため軽く驚いております。なにせラグラン、快適なんですよね、この一連のモデルに関しては。と言うわけで、「ラグラン」ありきで選択したのでこれになりました。
  • 素材がついにというか、ポリエステル100%になりました。汗をかいたときにどんな肌触りになるのか気になります。因みに2017モデルまでは比率こそ微妙にモデルごとに変更してきましたがナイロンとポリエステルの混紡でした。
  • その他にはモデルの後ろの身頃が長くなっていること。オフィシャルサイトでは

特にバックパックを一日中使用している場合に快適です。長めの後ろ身頃で動いた時の裾のずり上がりを防止。

と説明書きが。確かにそうかもしれませんね。ウォークラリーとかトレッキングとかバックパックで動き回るときにはいいのかも。

まぁそのため2017モデルまではニットたらんとしていた丸胴仕様がこのモデルではなくなり二枚仕立てになってます。

Nike Dri-Fit Medalist T-shirt #891427-474 Tagless circa 2018

ラグランの縫製部分も前までは縫ってある感が出ていて好きだったのですが、これは裏で縫製されていてすっきりしていますが、今までのを見てきているのでなんとなくルックスに物足りなさも。

Nike Dri-Fit Medalist T-shirt #891427-474 Sleeve parts circa 2018

同じモデルではないので一概には違いと言えないのですが、(と断りを入れて)2017年モデルよりは若干ルーズフィットで、初年度モデルにかなり着た印象は似てますね。

でも一番嬉しいのは2017年モデルまでの仕様だった「肩にケアタグが縫い付けられている」という不快な仕様だったのがようやく他のモデルと同じ腰部分に移動しました。快適です。

で、数回着たのですがポリエステル100%の素材故、スエットシャツなど着ていて脱ぐときに何度も静電気が。もともと静電気体質ということもあるのですが、今までのDri-Fit Knit T-shirtsなどでは体験しなかったのでびっくりしています。もう少し暖かくなってこれ一枚となるまでお預けです。

価格は¥7560(税込)で販売されていました。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 87.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 70.5cm
3). 脇幅 52cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 20cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)24cm
6). アームホール(平らにしての採寸)15.5cm
7). ネックリブ自体の幅 2cm

SIZE: LARGE

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