Hanes Beefy-T  “Apple Computer Scrap Committee” T-shirt circa 1988

一言でT-shirtsと申しましても年代やブランドでディテールが多岐にわたっています。気に入って購入したブランドだけれどいつの間にか仕様が変わってしまってる、なんて事が何十年も愛用しているとよく遭遇しがちです。

ここではそういった変化・変遷をアーカイヴとして書き留めておきたいと思います。

T-shirtsを扱う商売であり、かつ、市井のT-shirts好きの与太話ですが宜しくお付き合いのほどを。

今回は1988年に出回った「Apple Computer Scrap Committee」のT-shirtです。なんぞや?と思われますが、それは名著「Apple T-shirts」(1997年刊。廃刊)にもP124に写真とともに掲載されてました。

Hanes Beefy-T  “Apple Computer Scrap Committee” T-shirt Front circa 1988

The Scrap Committee was a 1988 program in Research and Development to collect old prototype computers from engineers

エンジニアたちから試作品などを回収・調査する部門らしいですね。実際それをしたからどうなったとかは不明ですが、1988年といえばアップルはMacintosh SEを発売し、Windowsはver.2.1。Mac OSと同じGUIのOSとしてリリースしていましたから社内の情報漏洩を調べる意味でもあったのでしょうか?

プリントはフロントに

BRING OUT YOUR DEAD

マントを着たドラキュラみたいな人間がそう書かれたプラカードを持ってます。

推測するに多分、これ、モンティパイソンの「Holy Grail」のシーンのパロディなのでは?映画は1974年公開ですが、アップル社内でもファンがいたとて不思議ではないですし。まぁ映画ではプラカードは持っていないんですが、スクラップと死体をかけてこのデザインにしたというのは「あり」なんじゃないか、と。ブラックジョークもいいところですけど。

Hanes Beefy-T  “Apple Computer Scrap Committee” T-shirt Back circa 1988

バックプリントは

APPLE 
COMPUTER
SCRAP
COMMITTEE

その後のアップルはプロモT-shirtsの類でもコーポレートアイデンティティを強調してフォントなどは統一するのですが、この辺りはまだそこまでシビアではなく、デザインに合わせてフォントも自由にしているようです。

プリントはフロッキーでもないんですが、インクののりが厚かったのか、クラックが起きてます。プリントは白地の部分だけなんですが、紺T-shirtなのでマント部分とか多色刷りしなくても綺麗に映えてます。

Hanes Beefy-T Tag circa 1988

下地のT-shirtはHanesのBeefy-T。1980年代中後期のものなのでHanesロゴはカクカクしたフォント、下段のBEFFY-Tの文字は中央寄りで左右に余白のあるタイプ。

size chart fig.2

1). 両袖のピーク幅 93.5cm
2). ネック後部からの身丈の長さ 79cm
3). 脇幅 53.5cm
4). ネックリブの縫い付け部の幅(首周り) 18cm
5). 脇の縫製部分の長さ(おおよそです)26cm
6). アームホール(平らにしての採寸)17cm
7). ネックリブ自体の幅 3cm

size: X-Large

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